日本口腔インプラント学会 専門医 日本顎咬合学会 認定医 歯科医師 尾崎 和郎
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PRP療法とは、患者様の血液中の血小板を遠心分離させて、血小板を凝縮させた血漿を各種の手術に使用することで、傷口の治癒を早め、骨の再生などを飛躍的によくするものです。
PRPは全ての患者様の血液の成分から作られるので安全な上、アレルギーなどの心配はほとんど必要ありません。
この、再生療法とも呼べるPRPを使用することにより、従来手術をすることが出来なかった場合のインプラントが可能になったり、歯槽膿漏などの治療にも使用されています。
GTR療法は歯周病などにより、歯肉・歯根膜・歯槽骨などの破壊された歯周組織の再生を誘導する治療方法です。
歯周病や歯槽膿漏で溶かされてしまった歯槽骨は、歯周病治療を行っても再生されることはありません。これは、歯槽骨が自然治癒によって再生される前に周りの歯肉が回復し、本来の歯周組織が再生されるスペースを埋めてしまうためです。そこで、歯槽骨や歯根膜が回復するまで歯肉が入らないようスペースを確保して歯周組織の再生を行います。歯周ポケット内部を綺麗に清掃した後、メンブレンと呼ばれる人工膜で歯周組織が再生するスペースを保護します。個人差はありますが、1ヶ月後におよそ1mm程度の速さで再生すると言われております。
まずは、歯肉をめくり付着した歯石や歯垢を綺麗に除去します。また、歯周病に侵食された歯槽骨の表面を取り除きます。
歯槽骨や歯根膜が不足している部分を、人工膜で覆います。
それにより、歯槽骨などの硬い組織が再生する際に歯肉など柔らかい組織の混入を防ぐことが出来ます。
歯槽骨や歯根膜が不足している部分を、人工膜で覆います。それにより、歯槽骨などの硬い組織が再生する際に歯肉など柔らかい組織の混入を防ぐことが出来ます。
歯槽骨や歯根膜が再生しましたら、人工膜を除去します。
インプラント手術は充分な骨の厚さと幅がなければ、埋められないと診断されることもありました。しかし、現在では色々な材料の開発やテクニックの進歩により、そのような場合にも対応できるようになってきました。
具体的には骨の足りない部分を切開し、他の部分から採取してきた自分の骨などを置き、その上にコラーゲンや化学合成された皮膚を乗っけて粘膜を閉じることにより、骨を作る方法です。人により前後はありますが上手く行けば6ヶ月程度で骨が出来ます。
歯槽骨の吸収がはっきりしているため、インプラントの表面も出てしまっています。
インプラントを支柱にし、生体材料で出来た人工膜で覆います。
人工膜の設置が終わったら歯肉を元に戻し骨の再生を待ちます。
骨が再生されてインプラントが固定されたら人工の歯を装着します。
最近の歯科のインプラントの発展は目覚ましく、10年前なら諦めてしまっていたような症例でもインプラントが行えるようになってきました。インプラントは骨に埋め込むことで機能するため、埋め込むことが出来る骨の存在が必要でしたが、骨を作ったり、移植したり、元々ある骨を増やすということを行えるようになっているため、行うことが出来ます。
ただ、このような技術を全ての歯科で行っているわけではございません。尾崎歯科は学会認定医でインプラントのインストラクターも勤めておりますので、ご相談下さい。
歯槽骨が細いためインプラントが入れられません。
切り込みを入れて、可動出来るようにします。
延長器の装着を行います。
延長器を少しずつ動かし、新生骨を増やしていきます。
新生骨は柔らかいため、固くなるまで数ヶ月待機します。
インプラントを入れることが出来ます。