札幌市 西区で 予防歯科 日本顎咬合学会 認定医の 「尾崎歯科」歯周病治療/セラミック/ホワイトニング/インプラント/破折歯

日本口腔インプラント学会 専門医 日本顎咬合学会 認定医 歯科医師 尾崎 和郎

札幌市西区八軒9条西9丁目1-1
月火木金 9:00~12:30 / 14:00~20:00
水土 9:00~13:00

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診療内容

小児歯科について

今と未来の歯の健康のために

大人と違い、お子様は自分で自分のお口の健康を守ることは難しいので、側にいる親御さんがしっかりと管理をし、歯科スタッフと二人三脚でお子様のお口の健康を守っていく必要があります。

乳歯だから生え変わるまでそのままで大丈夫だろう…と思ってらっしゃる方も多いかと思いますが、お子様の乳歯が生えた時期から定期的に歯科医院に通い、むし歯や歯周病になりにくいお口の状態を保つことが大切です。

子どもの歯(乳歯)のむし歯をきちんと治療しないと、どうなる?

むし歯とはむし歯菌による感染症です。
乳歯のむし歯をそのまま放っておくと、むし歯が進行して、歯の根の先端にむし歯菌が感染してしまいます。乳歯には、永久歯が生えてくるスペースを確保したり、永久歯を誘導するという役割があるため、むし歯を放っておくと乳歯の下にある永久歯が発育不全を起こしてしまう可能性につながります。乳歯だから生え変わるまで放っておくのではなく、乳歯がむし歯にならないようにきちんと予防することをこころがけましょう。

むし歯で乳歯が崩壊すると、隣の歯は、その空隙に倒れ込みます。

お母さんへ、子どもをむし歯から守る

むし歯は宿主(唾液や歯の質、形態など)細菌(プラーク・ミュータンス・レンサ球菌群)基質(砂糖など)の3つの要因が絡み合って起こる多因子性疾患であると考えられております。最近ではこれに時間という要因を加えた考え方もあるようです。

赤ちゃんは生まれた時からすでに、口腔常在菌を持っているのだろうか?

歯の萌出と共に、どこからか感染して細菌叢ができると考えたほうがよさそうです。1歳前後のこの時期に砂糖の摂取を管理しないと「むし歯菌」が大きな顔をしてのさばった型の固有細菌叢が出来てしまい、むし歯の出来やすいお子様に育ってしまいます。反面この時期に「むし歯菌」から感染を免れると20歳位まではむし歯の出来にくいお子様になるという報告もあります。

  • 1歳前後で離乳する(哺乳瓶はストローかマグに替える)
  • 母乳はあげない
  • 夜泣きしてもミルクは与えずにお湯や湯冷ましにする(砂糖が入っているため)
  • 砂糖の入ったジュース、おやつは与えない
  • お子様が愚図った時もお菓子は控え、スキンシップを図りましょう
  • 砂糖の管理は最低3歳までは続ける
  • 家族、親戚と協力し、お子様を守りましょう

お腹にいるときから行える予防(マイナス1歳から)

乳歯の芽は妊娠7週目頃から、永久歯の芽は妊娠4カ月頃から出来始めます。赤ちゃんはお腹の中でお母さんとつながっているため、この時期から子供の健康を考えても早すぎるなんてことはありません。
日本の早産原因の約10%がお母さんの口の中の細菌が関係していると言われています。お母さんにむし歯や歯周病があるとそこにいる細菌は内毒素を持っています。その内毒素が血液に乗って胎盤に運ばれ、早産や低体重児出産の引き金ととなります。

子供は3歳位までは親が与えなければ、自分から砂糖入りのお菓子、ジュースなどを欲しがったり、自分で摂取するようなことはございません。「3歳位までのむし歯は親の責任」少なくとも幼稚園に上がるまでは容易に砂糖の管理は出来るはずです。

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